最新情報

喫煙と⻭周病

高梁市のおおつか歯科医院です。

桜の画像
こんにちは。4月になり、新年度を迎えました。

桜前線が北上中ですが、みなさんはお花見のご予定はありますか?短い春を満喫しましょうね。

タバコを吸うと、有害成分がお口の粘膜や歯茎から吸収されます。

その成分により血管が収縮し、血液循環が阻害されると歯茎に酸素が十分に行き渡らなくなります。

歯周病の原因になる細菌が増えやすい状態なり、歯周病の進行が早くなります

さらに、血管が収縮した歯茎からは出血や腫れという歯周病のサインが現れにくいのも特徴です。

喫煙と血管

歯周病は口臭が強くなったり、歯が抜けてしまう、といったお口の中のトラブルだけでなく、身体のいたる所に影響を及ぼす病気です

近年使用されている加熱式タバコも紙巻きタバコと同様にタバコの葉を使用しており、同様のリスクがあります。

電子タバコはタバコの葉は使用されていませんので、紙巻きや加熱式タバコとは異なりニコチンやタールは含まれない、という違いがあります。

しかし、ある研究によると、電子タバコ利用者の口内には、非喫煙者よりも歯周病を進行させる菌の割合が多かった、という結果が出ています。タバコの種類にかかわらず、禁煙をするように心がけることが大切といえます。

喫煙によるリスク

また、喫煙者は歯周病治療の成果が出にくいものです。歯科では適切なアドバイスや治療も行うことができますので、お気兼ねなくご相談ください。

4月の医院からのお知らせ

高梁市のおおつか歯科医院 です。

2月のイメージ画像

4月の診療予定

4月16日(水) 午前中休診いたします
4月26日(土)終日休診いたします

その他、木・日・祝日は休診です。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

細菌とウイルスの違いと感染症予防

高梁市のおおつか歯科医院です。

こんにちは。昨年末からインフルエンザが猛威を振るっています。

冬はさまざまな感染症が流行る季節ですが、「感染症」といっても、原因が「細菌」や「ウイルス」によるものがあります。何となくは知っていてもどのような違いがあるのかよくわからない方が多いと思います。

◆「細菌」…抗生剤が効く

地球上で数千種類確認されている単細胞生物です。栄養源があれば自分と同じ細菌を増殖させて増えていきます。人間や動物の体でも皮膚や気道、口腔内、尿路、消化管等、体内外にも存在しており、多くの場合は特に何の害を起こすこともありません。

ですが、病気を引き起こすいわゆる「病原菌」になるものもあります。細菌が原因の病気で一般的に知られるものとしては

・食中毒 ・結核 ・肺炎 ・膀胱炎 ・破傷風 ・百日咳 ・梅毒 ・腸チフス 等

があります。

◆「ウイルス」…抗生剤は効かない。抗ウイルス剤はまだ少数

細菌よりもさらに小さく、自分で細胞を持たないため、体内に入ると、他の細胞の中に入り込んでその中で自分のコピーを作って増えていきます。ウイルスが原因の病気で一般的に知られるものとしては

・インフルエンザ ・新型コロナウイルス感染症 ・ノロウイルス感染症 ・ヘルペス
・はしか ・風疹 ・水ぼうそう ・おたふくかぜ ・肝炎 等

があります。

むし歯や歯周病は細菌によるものです。お口の中がヌルヌルした感じになることがありますが、これはバイオフィルムと呼ばれ、細菌ががっちりスクラムを組んだ状態で、その内側でむし歯や歯周病などの病原菌を増殖させてしまいます。

特に歯周病菌が炎症を起こした歯肉から血管内に入ってしまうと糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など、全身のさまざまな病気のリスクが高まります。

バイオフィルムは日常の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科で専用の器機を使ってバイオフィルムを取り除く処置(PMTC)を定期的に受けることが大切です。

 

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症予防の基本は「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」です。新型コロナウイルス感染症の流行期に取り組んでいたことを今一度確認して、感染症から自分や周囲の人を守りましょう。お部屋のこまめな換気や加湿も大切です。

出典:国民の皆さまへ |厚生労働省

2月の医院からのお知らせ

高梁市のおおつか歯科医院 です。

2月のイメージ画像

2月の診療予定

2月5日(水) 午前中休診いたします

その他、木・日・祝日は休診です。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

笑顔でお別れ

高梁市のおおつか歯科医院です。

20年選手の受付タマルヤさんが1/31を持っておおつか歯科医院を退職されました。
おおつか歯科医院らしく笑顔で送ることができました。
新しいステージでのご活躍をお祈りしております。

集合写真

2024年 年末年始の休診のお知らせ📢

高梁市のおおつか歯科医院です。

年末年始のイメージ画像

年末年始の休診のお知らせ

12月29日(日)~1月3日(金) まで休診いたします

今年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください。

美味しそうなパフェが並んだテーブルの前の集合写真

いい唾液の日

こんにちは。高梁市のおおつか歯科医院です。

今年は日本各地で季節外れの暑い日が続きましたが、ようやく秋めいてきました。気づいてみれば今年もあと2か月。これからどんどん寒くなってきますので、風邪などひかぬよう、ご自愛ください。

おおつか歯科医院のハロウィン♪

おおつか歯科医院のハロウィンでお子様たちが笑っている写真

さて、11月はいろいろな「いい〇〇の日」がありますね。

いいお産の日、いい頭皮の日、いい膝の日、いい石の日、いい夫婦の日、いい肉の日などなどなど。(それぞれ何日かわかりますか?答えはこのブログの最後に!)

歯科が関係する「いい日」もたくさんあります。
8日:いい歯の日・いい歯ならびの日・歯ぐきの日
19日:いい息の日
28日:いい唾液の日

今回はこの中から「唾液」について取り上げたいと思います。
唾液は安静時には毎分0.3~0.4ml、刺激時は毎分1~2mlほど、1日に約1,000~1,500ml出ています

まず、唾液にはこのような役割があります。

・お口の中の食べかすなどを洗い流す自浄作用
・食べ物の味を感じる味覚作用
・食べ物の消化を助ける消化作用
・お口の中に存在する菌や侵入してきた菌の増加を抑える抗菌作用
・むし歯のリスクを減らす再石灰化作用
・お口の中の粘膜を守る・修復する
・食べ物を飲み込みやすくする 
・しゃべりやすくする(舌の動きを円滑にする) 

このように、むし歯や歯周病の予防、食事をおいしく・摂りやすくする、お口を滑らかに動かす、病気から身体を守るなど、実にさまざまな役割があることがわかります。

唾液には、サラサラなものとネバネバなものがありますが、これにもそれぞれの役割があります。

サラサラ:耳下腺から分泌され、でんぷんを消化するアミラーゼが多く含まれる。食べ物を飲み込みやすくし、お口の中のpHを中和する。
ネバネバ:舌下腺から分泌され、糖タンパクの一種であるムチンが多く含まれ、お口の中の粘膜の保護・保湿、細菌をからめとり、体内への侵入を防ぐ。

よくネバネバの唾液は良くない、言われます。サラサラはリラックスしている時、ネバネバは緊張している時やストレスを感じている時に出やすいためにそう思われがちですが、ネバネバにも大切な役割がありますので、両方バランスよく出ていることが大切になります。

よく噛んで食べ、たくさんおしゃべりをして口を動かして楽しく過ごし、唾液をたくさん出すように心がけましょう

<「いい〇〇の日」答え>
いいお産の日:3日
いい頭皮の日:10日
いい膝の日:13日
いい石の日:14日
いい夫婦の日:22日
いい肉の日:29日 

(簡単なものもありましたね。すべてわかりましたか?)

 

 

7月のおおつか歯科だより

7月のおおつか歯科の様子をお知らせします。

七夕飾り

たくさんの願い事が寄せられました。みなさまの願いが叶いますように。

川柳オリンピック

今月のハッピーバースデー

2024年夏季休診のお知らせ

高梁市のおおつか歯科医院 の休診のお知らせページです。

8月11日(日)~15日(木) 休診いたします。
休み明けは16日(金)より通常通り診察いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

その他、木・日・祝日は休診です。

 
 

夏休みに歯科検診を受けましょう

高梁市のおおつか歯科医院です。

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?よく食べよく眠り、体調を整えて元気に夏を乗り切りましょう!

小学校から高校生までは1学期に学校で歯科健診を受けたと思いますが、どのような結果だったでしょうか?

学校などでの集団健診では、歯科医院で用意されているような専用の照明やレントゲンがない中、大人数のお口を診ます。むし歯や歯周病、歯並び、嚙み合わせの異常や乳歯から永久歯への生え変わりなどをチェックしていますが、限られた時間・設備、目視のみで細かな部分まで全てしっかりチェックすることは難しいのが実情です。

ですので、学校健診で「要治療」「要観察」とされた方はもちろん、「異常なし」だった方も、ぜひ夏休みで時間があるうちに歯科医院での歯科検診を受けてください

歯科医院ではパッと目でみてわからない部分(むし歯治療後の歯の状態や歯茎の中の永久歯の状態など)を診るためにレントゲン検査をしたり、歯科衛生士による歯石除去クリーニング歯磨き指導むし歯歯周病予防のための指導などを行います。

特に小学生は生え変わりの時期。お口の中はデコボコで歯磨きが難しい時期です。お口の状態に合わせた指導を受けていただくことで、生え変わったばかりでまだ少し弱い状態である永久歯をむし歯から守るお手伝いをすることができます。

長い人生でずっと使う歯を、なるべく長く健康な状態で保つことはとても大切なことです。ぜひ子供の頃からの検診やケアで守ってあげてくださいね。